2012年10月02日

そんなつもりはなかった

昨日は、仕事の空き時間にさらっと東京都現代美術館に行ってきた。

「日本ファッションの未来性」という企画で、
日本のファッションデザイナーの作品が展示されていた。

印象的だったのは、ギャルソンの渡辺淳弥さんの作品。
とにかく発想がユニーク。だけど、シンプルでわかりやすい。
すごく私好み。

未来性という話なので、
最近のアニメ系のファッションなどもあり、いろいろ考えさせられた。

ファッションに限らず、今の商品ってきっとそのモノ以上の価値を
期待されている気がする。
そのモノがあるから生まれる、シーン、感情、物語、
欲しいのはそのモノが生み出す時間と空間。

うん、そんな気がする。

それで!
今回読んだ本は、
ジブリのイラストを担当してる二木真希子さんの「世界の真ん中の木」。
この本は、昨日現代美術館で購入。

ファッション以外にもう一つ企画展をやっていて、
「特撮のなんとかかんとか」ってやつ。
いわゆる、ゴジラとかウルトラマンとか?のジオラマを
展示していた模様、そこになぜか巨神兵!
正直、巨神兵だけは見たかった・・・。

というわけで、ジブリ繋がりで
ナウシカをはじめジブリ関係の本も販売されていて、
その中にあった一冊です。

世界の真ん中には、一本の大きな木がある。
その木は大きく、見上げてもその先がわからないくらい高く、
雲の先まで続いている。

主人公のシシは、その木の麓に住んでいるのだけど、
木の先に何があるのか気になって仕方がない。

木を登る途中、おびえた動物や、異常に繁殖した蝶、
など、木の上での異変を予告するような現象に出逢う。

異変の原因は、木の頂きに住み着いた
大きく美しい黄金の鳥だった。
鳥の巣には、食べ散らかされた動物の死骸と、
巣から溢れ出る銀色の水。

その水を飲むと、木は枯れ、動物は狂いだす。

鳥は言った、

「銀色の水は、私の巣から出る。・・・出てしまうのだ。
それは私たちの常だ。枯らす気はない。
しかし、木は枯れるだろうよ。」

と。


人間様は耳が痛い話ですね。
そんなつもりはなくても、環境問題は深刻化。
世界中の虫がいなくなったら、すぐに生命は絶滅するらしいけど、
世界中の人間がいなくなったら、すぐに地球は潤いを取り戻すらしいですよ。


私は、これから「環境(対策)」でものが売れる時代になると思うよ。
今までは「環境」でものは売れないって言われてきたけど、
変わると思う。

だって、私、毎月国境なき医師団に1000円(少ない?)寄付してるし、
今日だって、スタバで東北寄付のために募金カード作ろうかと思ったもん。
(実際は相当急いでたので断念)。

そんなつもりじゃなかった、って言っても、もう遅いよなんて事態に
なったら悲しいでしょ。
そんなつもりじゃないなら、そうならないようにできる商品が必要よね。

この前提案して、ダメだったけどさ。
やっぱ後5年くらい待たなきゃだめかしら。


それから、もうひとつ、
自分がすっきりしたいがために、そんなつもりじゃなくても、
人に迷惑かけることがあるって気づいた。
自分ごとに、他人を巻き込んだら迷惑よね。
気持ちはわかるけど。

うむむ、明日から気をつける。

おやすみなさい。

posted by yukikinaco at 23:43| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月30日

ニルバーナ

最近、月曜日の23時から放送しているNHKのスーパープレゼンテーション
という番組にハマっている。

各業界の第一人者のプレゼンを英語の勉強を交えながら
見て行く、という番組なのだが、
とにかく、そのプレゼンテーションの内容が素晴らしい。

私は毎週、そのプレゼンに感動して泣いている。

今回読んだ本は、
この番組を通して出逢った、ジル・ボルト・テイラーの
「奇跡の脳」だ。

彼女は、脳学者・神経学者でありながら脳卒中を患い、
その経験から脳の神秘を知ることとなった。


右脳は、ニルバーナに繋がっている。
左脳の機能が停止した時、自分の体がどこからどこまでかわからなくなった。
すべてはエネルギーの塊で、世界と自分は一つだった。
それはそれは美しい世界だった。

左脳の能力は、世界のすべてを分別し個として自我を確立すること。
右脳の能力は、世界と一体となり、平和を願うこと。

人は、自由にどちらかを選択することができ、
ひとたび右脳の世界に入れば、常にニルバーナを感じることができる。


私はユングが好きで、よくユングの本を読んだ。
彼の言っていることを理解しているつもりだったが、
どこか空想の世界のことと感じていた気がする。

でも、現代のユングがここにいる。
彼女は、私たちと同じ時代に生きて、同じ次元の中で、
右脳の働きについて体験したことを語ってくれた。
私も、ニルバーナに行けるような気がしてきた。


私の仕事は、左脳をフル回転させることを強いられる仕事で、
しょっちゅうヒートアップして知恵熱を出している訳だけど、
芸術を肌で感じているときは、頭に風が吹いているような
心地よい状態になっている。
なんとなくだけど、その心地よい状態は、左脳がお休みしてる時に
起こる現象なのかなと思った。

試しに、お風呂に入りながら意識的に、周りを肌で感じてみたら
ちょっとその状態を再現することができた。

いつも、頭の中に風が吹いていたらどんなに気持ちがいいだろう。

私の左脳は、ビックリするほどネガティブだから、
風通しを良くしておかないと、カビが生えそう。



もし、人々が自由に左脳と右脳の旅ができれば
どんなに良いだろう。

たとえてみれば、この世界は大きな樹のようなものなのだろう。
樹に生い茂る葉は、一枚一枚異なるけれど、全体で見れば一本の樹で、
すべて繋がってる。

私とあなたが、一つであることを知ったら、
対立をする意味はないだろう。

右脳主導の世界だったら、
平和なのに、
なんで現実は左脳主導の世界なんだろう。

人が、世界と分離されて、個となって、自我を持つことの意味は
なんなんだろう。
木の葉は、光合成を効率よくするために、たくさんついているとしたら、
人が、たくさんいるのはなぜ?

何かを効率よくするため?


池田晶子の本を久しぶりに読んでからというもの、
改めて自分が俗世にはあまり興味がなく、
モノの本質にばかり興味が向くことを知った。


さて、明日からまた会社ですね。
新しいクリエイティブジャンプを強いられている今、
ちょっと焦ります。






posted by yukikinaco at 23:07| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月23日

世界に一つだけの花

池田晶子さんの「考える日々」を読んだ。

これもまた、2年ぐらい放置していた本。
2年前じゃなくて、今の私に必要な本だった。

人から与えられたことは、情報。
自分で考え抜いたことが、知識。

私は自分で考えようとしてなかった。
真実は、先人が知っているんだと思ってた。

だから、上手く行かないことがたくさんあった。

周りの人は、ヒントを持っているけど、
答えを持っているのは私だけなんだって気づいた。

これまでの思考は、日本人ぽかったといえば日本人ぽかったし、
最近の若い子といえば、最近の若い子っぽかったな。

周りを意識しすぎて、知識は与えられる物だと思っていた。

久しぶりに盲目になった恋が終わって、
多忙すぎた仕事が、急に手透きになって、
自分を見つめる時間が出来た。

「なんのために」を考える時間が。

昔、SMAPの「世界に一つだけの花」という曲が嫌いだった。

私は、only one じゃなくて、NO. 1になりたいって。
only oneなんて、逃げているだけ、ただの自己満足だわって。

槙原さんがどんな思いでこの曲を作ったかわからないけど、
今になって意外といい曲だったんだなって思った。

only oneにならなきゃ、No.1にはなれない。

私は、自分に自信がなかったから、
only oneになれなかった。

まずは、only oneになろう。
私は、誰かと競うために生まれてきたんじゃない。
負かしたから、No.1になるんじゃなくて、
もともとNo.1のひとがNo.1になるだけの話。

私は、私にしか出来ない方法で、
人を幸せにするonly oneになる。

目指すのは、そこだけだ。
















posted by yukikinaco at 19:46| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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