2012年09月23日

ファントム

もう、一年ぶり?くらいに読書をした。

ここ一年で、いろいろ大きく変わった。
成長したかな。

久しぶりの読書の一冊目は、
ライアル・ワトソンの「エレファントム」。
以前、福岡伸一さんの「動的平衡」のなかで、
伊藤若冲の屏風と「エレファントム」の中で語られている
象と鯨の対話というシンクロニシティに感動し、
読もう、読もうと思って読んでいなかった本だ。


私は、海が好きだ。
だから鯨も好き。
いつかこの目で見てみたいと思っている。

象は、高校生の時に描いた自画像に、
なぜかアフリカ象を一緒に描いた。
風を受けて前に前進する絵だった。


二つの動物の共通点は、
その存在が、その空間を作るということ。
私と彼女、ではなく、彼女の中にいる私といった感覚。

そういう神秘に弱い。だから、海の中が好き。


この本の中で、一番感動したのは、
やっぱり象と鯨のくだり。

目に見えるもの、聞こえることがすべてじゃない。

彼女たちは、私たちの聞こえない低周波の声で、
歌を歌い続けてる。

ずっと。

本の中では、何マイルも先に伝わると、距離のことしか
触れていなかったけれど、
もしかしたら、一度発した声の振動は、地球のどこかに
跳ね返されて何年後までも届くのかもしれない。

亡くなったおばあちゃん象の声とか。

細胞の記憶についても、新しい見方だ。
人は一日に4000万個の細胞を落とすのだと言う。

その一つ一つに、記憶が残って、
ファントムになることがある。

エレファントムとは、象の幻という意味。
遥か彼方に生きた象が生き生きと見える人がいると言う。

記憶。記憶。
なんだかまとまらないけど、もうひと堀できそうな題材ね。



posted by yukikinaco at 19:29| Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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